愛称は「雪の妖精」

シマエナガは北海道にのみ生息する小さな白い鳥で、そのふわふわした姿から「雪の妖精」と呼ばれています。
エナガの亜種で、特に顔や体が真っ白なのが特徴です。体長は約14cmで、小さな丸い体に黒い目が映え、愛らしさに魅了される人が多いです。

冬の北海道の森林地帯で群れをなして生活し、寒さに耐えながら活発に動き回る姿が「雪の妖精」として幻想的な印象を与えます。
その独特の愛らしさが国内外で注目を集めています。

見れる季節や場所は？

雪の妖精として知られるシマエナガは一年を通して北海道に生息しており、特に冬にその魅力が際立ちます。

冬の間は落葉した木々の間を飛び回る姿が見られ、真っ白な雪景色に溶け込むように群れで移動します。観察しやすい場所としては道東の釧路湿原や、道央の支笏湖周辺などの森林地帯が挙げられます。

冬から早春にかけて、繁殖期を迎えるとさらに活発になり、森の中を飛び回る姿が多くの人を魅了します。