こんにちは!ブログ担当入社1ヶ月半のTです!
いつもたくさんのお客様から、「楽しかったよ♪」「素敵にできました!」など、
さくらほりきりの商品を製作された感想を頂いております。
そんなお言葉の中には、
「小さなパーツを貼るのが大変で」
「だんだん手に力が入らなくなってきて」
などのお声もちらほら。
せっかくキットをご購入いただいたなら、やっぱり楽しく製作して欲しい!
4月から新卒ちゃんが仲間に加わり、新入社員研修が始まりました。
とともに、先輩社員も気持ちも新たに、もっとお客様の思いに寄り添うため、
お客様が製作される中で感じていらっしゃる大変さを体験してみよう!
ということで、社内でUD(ユーディー)体験を行いました。
今回はその様子を前編と後編にわたってレポートします。
前編は以下のことをまとめました。
1. UD体験とは
2. どんな体験を行ったの?
└ ・手袋
・ゴーグル
3. 体験会の様子について
UD体験とは?
そもそもUD体験ってなに?
と思われた方、いらっしゃるかもしれません。
ブログを書いている担当Tも、実はよく知りませんでした…
UD体験の“UD”とは、“Universal Design(ユニバーサルデザイン)”の略で、ものや建物、サービスなどを、年齢や文化、身体的な状況に関わらず、あらゆる人が利用できるようにデザインする、という考え方のことです。
そして、UD体験とは、擬似体験装具と呼ばれる、特殊なゴーグルや、手袋、手足の重りなどを身に着け、高齢者や身体的に不自由な方の感覚を体験することです。
この体験を通し、そういった方々が日常生活の中で感じている思いを知り、コミュニケーションの取り方を学ぶことができます。
どんな体験を行ったの?
UD体験会では大きく分けて以下の3つの体験を行いました。
1. 特殊ジェル手袋や軍手をはめた手指機能低下の体験
2. 視界ゴーグルを装着した視覚機能低下の体験
3. 手袋と視界ゴーグルを同時装着した体験
それでは、体験で使用した特殊ジェル手袋と視界ゴーグルを紹介します。
まずは特殊ジェル手袋です!
どんな手袋かと言うと…
青い色が特徴的な手袋ですよね。
年齢を重ねると、例えば財布から小銭やカードを取り出しにくくなったり、それらを拾い上げるのが難しくなったりします。
この手袋は、ツルツルした質感と手指を覆うジェルによって、指先の感覚が鈍く不自由になったり、指先の表面が滑る感じで、ものを持ちにくくなる状態を体験できる手袋なんです!
体験会ではこの特殊ジェル手袋以外にも、軍手を2つ重ねてはめる、ということもしてみました。
続いて、視界ゴーグルです!
こちらは、どんなゴーグルかと言うと…
一見、水中ゴーグルのように見えませんか?
年齢を重ねると視神経機能の低下や、水晶体などの劣化が起こります。
具体的な例で言うと…
色覚変化→黄色味を帯びる
見え方の変化→視野が霞む、狭くなる
このゴーグルは、レンズに黄色味があり、視野を狭めるように目を周りを囲う構造になっているので、上記のような状態を擬似的に体験できるようになっているんです!
体験の様子について
この体験会を企画した2人の社員から大まかな説明を受けて、早速、体験がスタート!
会では2人1組になり、用意されていたさくらほりきりのキットとその製作に役立つ様々な道具類を使って、どんな作業が難しいのか検証していきました。
何から始めるか、ペアになった2人で話し合い、それぞれ体験を始めました。
社長の堀切も、社員に混ざって参加しています。
手袋のみの体験の様子
手袋をしているとキットの袋を開けるだけでも大変!
重なっている布が取れない!
細かいパーツを持って、ハサミで切るのは一苦労…
普段は指で剥がすことの多いはくり紙も、目打ちを使って剥がします。
新卒ちゃんも、わかったことがあればノートにメモしていますね。
突然ではありますが、「社内でUD体験してみました!(前編)」はここまでです!
まだ手袋のみの段階ですが、作業が大変だったことが伺えますね。
後編は、体験会の様子の続きや体験を通してわかったことなどをお伝えしたいと思います。
次回もお楽しみに~♪
2021.05.06
社内でUD体験してみました!(後編)
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