2023.06.28

旅するきめこみパッチワーク／ハワイ

特集

さまざまな色柄、質感の異なる布地を組合せて、お花や景色を生み出す「きめこみパッチワーク」。さながら風景画を描くように楽しめ、完成した時は達成感で満たされます。
美しいお花や景色に想いを馳せながら丁寧にきめこむことで、ちょっとした旅気分を楽しんでみませんか？
今回はさくらほりきりの手作りキット、「オーナメント・ホヌのアロハプレート」 をご紹介します。

オーナメント・ホヌのアロハプレート

海の守り神、ホヌ

今回のキットの舞台は、ハワイ。
ハワイを代表するモチーフには、それぞれに深い意味が込められているのをご存知でしょうか。
最初にご紹介するのが、今回の絵柄の主役「ホヌ」。
幸せを運ぶと言われているホヌは、古くから神話に登場したり、古代の絵文字で描かれるなど、ハワイの人たちにとっては神聖な存在です。

その昔、ハワイの海で遊んでいた子どもたちがサメに襲われる事件が多発していました。当時から神の使いとされていたホヌは、子どもの姿に化けて身代わりになり、サメから子ども達を守ってくれた、という逸話があります。
この言い伝えが「海の守り神」と言われる由来になっているそうです。

神様へ捧げる花、「ハイビスカス」

右下を飾るお花がハイビスカス！
花言葉は「上品な美しさ」「繊細な美」、現地では「幸せな未来」や「希望」を象徴するモチーフとして知られています。

ハワイでハイビスカスは「神様へ捧げる花」とされていて、ハワイ州の州花にも指定されています。
フラダンスの髪飾りにも使われていますが、フラダンスにつけるアクセサリーは、神々の力を宿し、悪魔や災いを退けるお守りのような意味をもつものとされていました。
美しさと強さを兼ね揃えたお花・・・素敵です！