さくらほりきりは、これまで数多くの動物の絵柄のキットを開発し、販売してきました。
キットの開発者たちは、動物たちを細かく観察し、その生き生きとした姿を表現しつつ、作りやすさも兼ね揃えたキットを作るべく日々研究を重ねています。
動物の絵柄のキットを作っていただく際には、動物の知識を深めることで、手作りの楽しみをより一層広げることができます。
そんな動物たちの豆知識を「さくらほりきり動物園」と題しまして、定期的にお届けしてまいります。
今回は、雪の妖精「シマエナガ」をご紹介いたします♪
国内最小級の鳥
「雪の妖精」という愛称で親しまれているシマエナガ。
真っ白でふわふわの羽、つぶらな瞳がとっても愛くるしいですよね。
気温が低くなると、体の保温のため羽毛を膨らませます。真正面からみるとまるで雪だるまのようにまんまるです!
シマエナガは、1匹で過ごす姿を撮影されることが多いですが、繁殖期以外は群れを形成して生活しています。
体長は約14cm、そのうち8cmは尾なので、白いふわふわの部分は約6cm!
体重は10gほどとスズメよりも小柄で、国内最小級です。
お目にかかれたらラッキー!
とっても可愛い見た目ですが、実は雑食で、主食は木の実と昆虫。
冬になると群れになって市街地のそばまで飛来しますが、木の実や昆虫が豊富に採れる春から秋にかけては、餌を求めて森に帰ってしまいます。
そんなシマエナガが生息しているのは、日本国内では北海道のみと言われています。
常に餌を探して活発に飛び回っているので、休んでいる姿をお目にかかれたらラッキー!
シマエナガは「ピーピーッ」と高い声で鳴きます。目視で見つけるのは難しいので、この鳴き声を頼りに探してみたいですね。
飼育できない・・・?
「シマエナガを飼ってみたい!」とお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、残念ながらおうちで飼育することはできません。
「鳥獣保護管理法」という法律で、シマエナガなどの野生に生息する生き物を捕獲して飼育することは禁止されているからなんです。
だからこそ、おうちで飼えないシマエナガの作品を壁に飾って眺めていたいですね♪