誕生花の由来は、国や地域によっても諸説あるそうですが、古代ローマやギリシアの時代にも遡るとも言われます。月ごとに咲く花には、その月を司る神様からのメッセージが込められたと考えたそう。「枯れないお花」として手作りのモチーフにも人気の誕生花を知ると、作るのも贈るのもまた楽しくなりそうです。
6月の誕生花/バラ
「花の女王」といわれ、フラワーギフトの定番でもあるバラ。品種としては10万種以上もあるとされ、世界一有名な花ともいえます。その品種の多さから通年を通して楽しめるものも多くありますが、原種に近いオールドローズと呼ばれるバラは中世のヨーロッパで栽培されていたそうで、穏やかな気候の6月に見ごろを迎え、古くからその美しい色彩で人々を喜ばせてきました。
バラの花言葉
美の女神ヴィーナスの涙から生まれたという伝説があるバラ。「愛情、情熱、あなたを愛する」や「しとやか、上品、可愛い人」といった「愛」や「美」にまつわる花言葉を多く持ちます。
またあらゆる色彩のあるバラは、色ごとにも意味を持つことで知られます。代表的な赤は「愛情、情熱」、ピンクは「愛の誓い」、黄色は「友情」、白は「尊敬」、青は「気品」などです。
愛にまつわる花言葉が多いといっても、パートナーへの愛情だけでなく、友人や両親、目上の方への親愛や尊敬の情を表すものもたくさんなんですね。
バラにまつわる話
バラは花言葉だけでなく、まとめる本数ごとにも意味があるとされます。
1本は「ひとめぼれ」、2本は「この世界にあなたと2人」、3本は「告白」、そして108本だと「結婚してください」という意味を持つそう。108は煩悩の数…?ではなく、「10(と)8(わ)=永遠」という語呂合わせからきているそうです。
手作りならではの枯れない花
お花の贈り物というと、ブーケやリースなどのフラワーアレンジメントが一般的です。
でも、手作りのモチーフとしてお花が人気なのもまた、贈り物として喜ばれるから。
ご家族や親しい友人へ心を込めて手作りしたお花は、「枯れないお花」として人気です。
またお見舞いなど、生花を持ち込めない場所や、水替えなどの世話をすることが出来ない状況の方にも喜ばれると言われます。
きめこみ誕生花・バラ(6月)
きめこみ誕生花は、月ごとの誕生花をきめこみパッチワークで作っていきます。
6月のバラは、赤とピンクのバラをエレガントにまとめたデザインです。
鮮やかな色合いとポイントづかいの柄の布が、お部屋のインテリアとしてもお洒落。見ているだけで優美な気持ちになるバラは、友人からパートナー、年長者などどなたに贈っても喜ばれます。
きめこみ誕生花・バラ(6月) 1,540円(税込)
また季節を象徴するお花をお部屋のインテリアとして、月ごとに飾り変えたり、集めて飾るのも楽しいものです。
毎月ひとつを作りあげるもまた日々に楽しみが生まれます。新たな趣味にいかがですか?