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さくらほりきり動物園/金魚

さくらほりきり動物園

さくらほりきりは、これまで数多くの動物の絵柄のキットを開発し、販売してきました。
キットの開発者たちは、動物たちを細かく観察し、その生き生きとした姿を表現しつつ、作りやすさも兼ね揃えたキットを作るべく日々研究を重ねています。
動物の絵柄のキットを作っていただく際には、動物の知識を深めることで、手作りの楽しみをより一層広げることができます。
そんな動物たちの豆知識を「さくらほりきり動物園」と題しまして、定期的にお届けしてまいります。
今回は、夏の風物詩でもある「金魚」をご紹介いたします♪

金魚と芸術


金魚の起源は、紀元前の中国にまで遡ります。
今から約2000年前に、中国の淡水域に生息していた金魚が初めて人間によって飼育されるようになったのが始まりと言われています。
日本への伝来は7世紀頃に遡り、皇族や貴族の間で飼育されるようになり、金魚飼育は一種の芸術として発展し、独自の品種が生み出されるようになりました。
江戸時代には金魚の飼育が一般庶民にも広がり、日本美術や工芸品にも登場し、その美しい姿が日本の文化と芸術に深く根付いていることを示しています。

体の色が変わる!?

金魚は周囲の環境に敏感で、水槽内での変化にも反応することが分かっています。例えば、突然の大きな音や急な動きに驚くと、金魚の体色が淡くなることがあります。これは、金魚が自己防衛のために体を警戒状態にする反応なんですね。
さらに、ストレスを受けた場合にも色の変化が見られることがあります。狭い水槽や過密な環境、水質の悪化などがストレスの原因となります。金魚がストレスを感じると、体色が褪せたり、不均一になったりすることがあります。
逆に、リラックスした状態では鮮やかな体色を見せることが多いです。水質が良好で快適な環境で過ごすと、金魚の体色が美しく輝くのです!

しっかり者の金魚さん

金魚は意外にも記憶力が優れており、ある実験では、飼い主との関係をなんと5ヶ月以上にわたって覚えていることがわかりました!
さらに、金魚は水槽内の空間認識にも優れた能力を持っています。
水槽内の特定の場所に餌を配置し、その場所を金魚が覚えているかをテストする実験を行った結果、金魚は数か月後になっても餌の配置された場所を覚えており、それを目印にして移動することがわかりました。もしかしたら金魚の頭の中は情報がいっぱいなのかもしれませんね!

金魚について深く掘り下げていくと、様々な魅力が見えてきますね。
徐々に暑い日々が続くようになってきましたが、ぜひ涼しげな金魚たちと素敵な手作りの時間を過ごしてみてください♪

▼金魚がモチーフの手作りキットはこちら▼

さくらちゃん

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さくらほりきりのキャラクター『さくら』です♪ キットを作った感想や日常のお話、イラストや絵手紙、飾っているお写真など、皆様のお便りをお待ちしています!

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